現代人で最も多い不良姿勢とは…
こんにちは
Pilates & Conditioning Lab ReMake代表の小森です。
本日は姿勢シリーズ第4弾「スウェイバック」について解説していきます!
※過去の「姿勢シリーズ」は以下よりチェックして下さい。
・【良い姿勢の定義】
・【猫背の定義】
・【反り腰の定義】
実は現代人に最も多い姿勢「スウェイバック」とは
スウェイバック姿勢は猫背姿勢の究極体、現代版猫背と行っても過言ではないでしょう。
街中を歩いていても80-90%の方はスウェイバック姿勢になっています。
スマートフォンの普及など世の中は便利になっていく一方
実は我々のカラダの機能は減退しているのです。
「スウェイバック」姿勢の基準は…?
横から姿勢をチェックした際に
【スウェイバック姿勢の定義】
・耳
・肩
・股関節
・ひざ
・くるぶし
の5点が逸脱した姿勢
特に「股関節」が重心線に対して前方に位置し「骨盤」は後傾し
背骨の湾曲が強くなり「肩」も前方に位置し巻き肩姿勢になった状態を「スウェイバック」と評価します。
※下記画像一番右。
又「スウェイバック姿勢」の方は
・股関節前側(腸腰筋)が張っている
・ふくらはぎ(腓腹筋やヒラメ筋)が張っている
・腹直筋が張っている
などの特徴を同時に持っている方もおられます。
「スウェイバック」姿勢におけるカラダの弊害とは?
スウェイバック姿勢のまま日常生活を過ごしていることでカラダにとって
以下のようなデメリットが生じてしまいます。
・股関節が前方に変位し股関節前面(腸腰筋や腸骨大腿靭帯)の組織が緊張する
・腰が反り肋骨や腰-背中周りの筋肉が固くなり正しい呼吸が出来ない
・腰-背中の筋緊張が高くなり腰痛に、巻き肩の影響から肩こりに
・姿勢維持のためにふくらはぎが過剰に働き疲れやすい脚に
など機能性だけでなく見た目にまでを…
スウェイバック姿勢を治すためには…?
スウェイバック姿勢を改善するには以下のエクササイズを行ってみましょう!
■ローリングライクアボール
【目的】
・肩-腰にかけて付着する筋肉(広背筋など)の抑制
・背骨を分節的に動かす筋肉(多裂筋など)の活性
【回数】
8回×1-2Set
【方法】
①肘をひざをつけ背中を丸めて座ります
②背中のカーブを保ちながら後方へ転がりましょう
③転がった力を用いて状態を元の位置に戻しましょう
【注意点】
※肘とひざが離れないようにしましょう
※背中を反ったり反動を使って起き上がらないようにしましょう
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